幹事さんの7つのポイント
3.司会者の話し方のコツ
眼は口ほどにものを言う
人は、他人の感情をその人の「眼」の表情や動きなどの状態で判断する傾向にあります。眼は脳に最も近い部分ですので、感情などをストレートに表現しがちです。
司会・進行役の幹事さんは、視線をなるべく参加者に向けるよ うにして、できれば会場の真ん中あたりに視線をおきます。 そして、話すスピードに合わせ、左右に視線を移していき、時々会場の後方、または前方を見るようにすると、より自信を持った話し方にもなります。
感情のある表情で話す
「おめでとうございます」や「残念でした」などのこの言葉の表現をあなたはどれだけ気持ちをこめて言えるでしょうか。『心をこめて話す』ということは、なかなか難しいですが、よりいっそう感動を与えることができます。
あなたの発する言葉には、それぞれあなたの気持ちが入っていますので、その感情を素直に表現してみてください。ただしあまりオーバーにならない程度に、自然さを失なわないようにするのがポイントです。
起承転結を意識した文章にしよう
自分の伝えたいことを明確に伝えるには、まず起承転結のある話ができるとがポイントです。
- 起因:物事が起こるきっかけ
- 承認:自分のことを信用してもらう
- 転回:話の内容を方向転換する
- 結論:そうになった結果
このような、文章構成を作ると、面白味や興味深い話をできるようになります。しっかりポイントをおさえましょう。