幹事さんの7つのポイント
自信のつく7つのポイント大公開!
1.姿勢や身だしなみには気をつけよう!
2.あがるのは当然、自信を持ちましょう!
3.司会者の話し方のコツ
4.上手なマイクの使い方
5.冠婚時の言葉の注意点
6.お助けアイテムを使おう
7.注意したいトラブル
*** 幹事さんのワンポイントアドバイス ***
忘れがちなポイントをピックアップしました。こちらも一緒にどうぞ。
1.姿勢や身だしなみには気をつけよう!
少フォーマルで清潔感のある服装がベスト
一般的に多少フォーマルな服装が無難といえますが、司会・進行役の幹事さんは、あくまでも主役の引き立て役ですので、その点をわきまえてメインの方(新郎・新婦)より目立つ服装は控えましょう。だからといって極端に地味すぎるのも司会者として存在感が薄くなりますので、目立ち過ぎず、地味すぎない、清潔感があって好感のもてるようなフォーマルな服装がベストでしょう。
まずは堂々と胸を張りましょう
司会者などは人間、緊張すると慣れていない人ほど外見にあらわれがちになります。視線がきょろきょろしたり、姿勢が悪くなったり、落ち着いて立っていられなくなったりと、これでは参加者も見ていて不安になってしまいますね。
まず、司会・進行役は自分の持場に立ったら、内心は緊張していても周りには判りませんので、空元気でも堂々と胸を張って、姿勢よくしましょう。そして、参加者の顔を一人ひとりみて回り、周囲の状況を確認しましょう。あらかじめ、周囲の状況を把握することにより、少しずつ環境に慣れて落ち着いてくるでしょう。
人前で話などする時は、自分のクセなども注意が大切です。一度自分のクセなどを探してみるのもいいでしょう。
2.あがるのは当然、自信を持ちましょう!
司会・進行役の幹事を頼まれることは、人生の中で誰もが1回や2回は経験があるでしょう。幹事役を頼まれ、その時は気持ちよく引き受けたけど、いざ準備などいろいろ考えると、よほど慣れていない限りは不安もあれば、当日の緊張も当然誰もが経験あるでしょう。
そこで、不安や緊張を解きほぐすには、何とっても周到な下準備をすることが一番の自信になります。準備をしっかりとすることで、わからないことや不安なこともなくなりますので、当然で自信につながってきます。
準備もせずに、ぶっつけ本番の勢いでは、上手くいくはずもありませんね。主役の方へも失礼になりますので、しっかりとした準備で自信をつけましょう。
3.司会者の話し方のコツ
眼は口ほどにものを言う
人は、他人の感情をその人の「眼」の表情や動きなどの状態で判断する傾向にあります。眼は脳に最も近い部分ですので、感情などをストレートに表現しがちです。
司会・進行役の幹事さんは、視線をなるべく参加者に向けるよ うにして、できれば会場の真ん中あたりに視線をおきます。 そして、話すスピードに合わせ、左右に視線を移していき、時々会場の後方、または前方を見るようにすると、より自信を持った話し方にもなります。
感情のある表情で話す
「おめでとうございます」や「残念でした」などのこの言葉の表現をあなたはどれだけ気持ちをこめて言えるでしょうか。『心をこめて話す』ということは、なかなか難しいですが、よりいっそう感動を与えることができます。
あなたの発する言葉には、それぞれあなたの気持ちが入っていますので、その感情を素直に表現してみてください。ただしあまりオーバーにならない程度に、自然さを失なわないようにするのがポイントです。
起承転結を意識した文章にしよう
自分の伝えたいことを明確に伝えるには、まず起承転結のある話ができるとがポイントです。
- 起因:物事が起こるきっかけ
- 承認:自分のことを信用してもらう
- 転回:話の内容を方向転換する
- 結論:そうになった結果
このような、文章構成を作ると、面白味や興味深い話をできるようになります。しっかりポイントをおさえましょう。
4.上手なマイクの使い方
最近ではカラオケなどの影響もあって、マイクを一度も持ったことのない人は少ないとは思いますが、マイクの使い方のせいで、せっかくのスピーチが台無し なってしまう人も中にはいるでしょう。 マイクの使い方は、そんなに難しくありませんから、これを機会にもう一度、復習しておきましょう。
マイクは10センチくらい離して持とう
イベント会場や結婚式の二次会で使われるマイクは、基本的にマイクの感度がいいため、あまり口に近づけなくてもじゅうぶん音を拾ってくれます。逆に、あまり近づけすぎると、かえって、吐息や鼻息などを拾ってしまう恐れがあるのでよくありません。できれば、 口から10センチくらい離して使うのがよいでしょう。
マイクはしっかり握りしめよう
マイクは、持つ角度によって音を拾わない場合もあります。 口に対して垂直に持ったり、ぶらぶら揺らしたりしないで、しっかりと持つようにしましょう。
マイクの持ち方は人それぞれですが、マイクの上部や下部を持ちすぎたり、 小指を立てて持ったり、コードをもて遊んだりすると見た目よくありません。マイクの中央部をしっかり握るようにしましょう。
ハウリングを防ぐには
マイクを使っている時、「キーン!」というような大きな金属音を聞いたことがありませんか?。
これは、ハウリングと呼ばれるノイズの一種で、スピーカーとマイクの位置によってスピーカーから出た音を再びマイクが拾ってしまうのが原因で起こる現象だそうです。
ハウリングを防止する方法
- なるべくスピーカーの方向にマイクを向けない
- あまり 大きなボリュームにしない
- 前もってハウリングを起こさないような位置にマイクをセッティングする
※前もって、会場のマイクとスピーカーを確認しておくとよいでしょう。
5.冠婚時の言葉の注意点
結婚披露宴のようなおめでたい席では、好ましくないいくつかの言葉があります。二次会でもお祝いの席には変わりませんので、いくらクダケタ場所でもマナーは守りましょう。
離別をイメージする言葉
出る、切れる、別れる、離れる、破れる、壊れる、去る、終わる、など |
再婚をイメージさせる言葉
重ね重ね、再三、返す返す、繰り返す、など |
活動を停止させる原因になるような言葉
死、倒れる、落ちる、など |
言葉と同様、格言でも「結婚は人生の墓場」(・・;)などは避けたほうがよいでしょう。
敬語にも気をつけよう
二次会の席ではそれほど気は使いませんが、敬語には尊敬語、謙譲語、丁寧語があります。
●尊敬語 : 相手に対し敬意を示す言葉
●謙譲語 : 自分をへりくだって言う言葉
●丁寧語 : 丁寧に言う言葉
中でも多く使われるのは、
「伺います(行く)」
「おみえになる(来る)」
「召し上がる(食べる)」
「ごらんにいれます(みせる)」
「伺う(聞 く)」
「おっしゃる(言う)」
などの丁寧語でしょう。
それぞれのケースに合わせて、使い分けができるとよいでしょう。
6.お助けアイテムを使おう
イベント・2次会などの場を盛り上げるためには、進行役やスタッフの努力だけでなく、色々と小道具を使ったり、みなさんの協力も欠かせません。会場の規模や、参加人数などによってうまくアイテムを使いましょう。
盛上げる小物
見て聴いて楽しめ、盛上げに効果的な小物や道具を使いましょう。
クラッカー、バルーン、ハット、全身タイツ、たすき、サイコロ、賞状、横断幕、など |
音楽・効果音を有効的使おう
音楽を、BGMなどに使うと、会場は一層華やかになります。会場によっては備え付けのものがない場合は、CDラジカセなどを用意するのもよいでしょう。BGMの使い方は、二次会の場合、進行役や新郎新婦の入場、ゲームの最中、ゲームの勝者が決まった時、歓談の時などに、流すのが効果的です。
また、ゲームやビンゴなどの際に、「ピンポン!」「ブッブー」など効果音などもとり入れると、いっそう会場全体が盛り上がります。
照明効果もあればグー!
音楽と同様に照明効果を上手く利用すれば、会場の雰囲気をいっそう引き立てます。主役の登場の際は、照明を暗くして、スポットライトで演出したり、ゲームの最中は明るめに、歓談の時はやや明るさを落とすなど、メリハリをつけて演出を引き立てれば、より一層盛り上がりますよ。でひ工夫してみてください。
さくら役 (盛上げ役)を手配しよう
イベント・2次会などの幹事さんにとって、不慣れな司会・進行役は参加者の盛り上がりが一番心配になりますよね。
そこで、あらかじめ何人かの参加者にサクラ役として手伝ってもらうよう協力の相談をしておきましょう。司会者の言葉に拍手や笑いを仰ぐよう伝えておけば、まわりの雰囲気も高まりますよ。
参加者は景品も楽しみ!
ビンゴやゲームには景品がつきものですね。あらかじめ予算の中から、会場費や飲食代などを抜いて景品の費用を割振っておきましょう。
そして、当日の景品が足りなくなって困らないよう、景品は少し多めに用意しておいたほうがよいでしょう。
もし余った場合は、ゲームの最後に、本日のMVP賞などを決めて、景品を渡す方法もありますよ。
7.注意したいトラブル
案内状のトラブル?
案内状のトラブルで一番多いのが、受付開始時間と開宴時間の取り間違いです。だいたい開宴時間の30分前から受付をはじめ、会場の時間の都合もありますので、時間内に遅れないよう、しっかりと受付時間と開宴時間をお知らせしましょう。
時間通に集まらないと、その分内容のスケジュールまで変更が生じてしまいます。また、会場の地図と当日の連絡先を載せると、なお親切でしょう。
予算オーバーにならないために
会が終わってから「お金が足りない!」なんて事態にならないように、事前に参加名簿を作成して、当日は受付係りを設けて、パーティーが始まる前に名簿でチェックしながら会費を先に徴収するようにしましょう。受付ではつり銭がなくなりがちですので、十分に用意をしておくとスムーズです。
小道具の確認をしましょう
ゲームに使う小道具などは、自分の仕度に気を取られついつい忘れがちになります。忘れ物のないように、当日の朝、幹事の内で電話連絡で確認するようにしましょう。もし、忘れてしまった時のために、会場の近くで、それらの小道具が購入できそうな店を調べておくことも大切です。
私の過去の失敗で、余興で使う太鼓を忘れてしまい、会場のキッチンにあった空き缶で代用したという悲惨な事態もありますのでね。(笑)
幹事さんは着替えを持参しよう
司会・進行役の幹事さんは当日もバタバタと荷物の搬入など、ちょっとしたすきに、衣装を汚してしまったり、ボタンが取れてしまったりする場合もありえます。
できれば、着替えを持参して汚してもよい服を用意することで、スーツを汚してしまったなどと、あとで泣きを見ることが防げますよ。