司会進行:好感度のよい話し方のポイント
- 2018/4/6
- ノウハウ
大勢の人を前にして、要点をつかみつつも盛り上がる司会進行をするのは、プロのように一般の人がこなすのは大変ですよね。おめでたい席ならなおさら、気を遣うポイントや見合った言葉遣いなどもあります。プロではないけれど、よい司会だったと言ってもらえるような話し方のポイントをご紹介いたします。
「速すぎず・遅すぎず・適度にゆっくり話す」
聞き手側へ正確に伝えるにはスピードは重要なポイントです。緊張をしていると早口になりがちですが、意識して、普段よりもゆっくり話すことを心掛けましょう。
「間をとって、心地よいテンポを目指す」
言葉や話の合間にあける「間」を開けると、だらだらとおなじ調子で話すより、リズムが生まれます。強調したい話の前には一瞬の間をおいて、聞き手側の期待感を高めるのがコツ。ただしあまり間延びはさせないで。
「メリハリをつける」
最初から最後まで同じ調子で、台本の棒読みのようだとどうしても飽きてきます。進行内容にあわせて、声の強弱や高低をつけて、メリハリや動作を入れましょう。
「聞き手に向かって話す」
来賓や特定のひとに話しかけるときには、身体も目線も向けること。この動作だけで、ぐっと心のこもった演出にもなります。マイクが固定されて要る場合には、間をとるときに向き直って話すとよいでしょう。
「明確な発音で聞こえやすく」
参加される皆さんに話の内容を伝えるには、発音はハッキリと。モゴモゴとした話は聞こえづらいため、いつもより大きく口を開けて話しましょう。
「わかりやすい言葉を心掛ける」
年齢や性別、出身などさまざまな人が参加される席では、できるだけわかりやすい言葉を選び、流行り言葉や専門用語、和製英語などは控え語尾をはっきりとしましょう。
「クセを知っていますか?」
えー・・その~あの~・・・など、間に入る間投詞は聞きづらく、耳障りなもの。普段の話しクセを友人などに聞き、前もってクセを出さないように気を付けましょう。